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日本フロンティアネット20周年報告

活動報告

173人が参加 東京・北とぴあで記念式典

一般社団法人日本フロンティア・ネットワーク(JFN)は、設立20周年記念式典と特別企画「資本主義の危機と終焉の時代に私たちの今と世界を考え
る」を、東京都北区・とぴあで開催。173人が参加しました。 全国で地域づくりの息吹を  JFNは、1999年にワーカーズコープの理念・目的

に賛同する企業・団体などが、人と地域に貢献する仕事を一緒に創造しようと「東京労協クラブ みちの会」を立ち上げたのが始まり。2009年の10周年を機に改称。総合生活支援サービス事業などの仕事おこしにも取り組んでいます。

 

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 第1部は記念式典。

永戸祐三会長が、「人々が助け合い、支え合う地域をどうやってつくるのかが大きな課題になっている。市民の力で地域をなんとかしようと立ち上がる息吹を、ワーカーズコープと一体となって、全国で吹き込んでいきたい」とあいさつ。

日本労協連の古村伸宏理事長が祝辞を述べました。

 

 

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 第2部はフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが、「戦争と平和、そして愛」をテーマに記念講演。

撤去に100年かかる地雷が埋設されているカンボジアや1千万人の難民を生み出しているシリア、東日本大震災の被災地での人々との交流や取材体験を語り、「戦争は終結した後も禍根を残す。今も争いと関係のない人が理不尽に傷つき、命を奪われ続けている」と強調。

「一人の人間や組織でできることは小さいかもしれないが、必ず持ち寄り合える役割はある。それぞれができることから大きな輪に広げよう」と、呼びかけました。  長年の功績に対し、吉竹弘行副会長、㈱きかんし、㈱高砂建設、㈱日本共同システム、㈱ケアデリバリー、㈱ランダルコーポレーションに感謝状が手渡されました。

 

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式典に先立って開かれたJFN定時社員総会では、活動方針として、①総合生活支援サービス事業(Gシステム)の拡大、②BDF(バイオディーゼル燃料)、菜の花プロジェクト、養蜂などへの支援、③農業などの継業への挑戦、④日本社会連帯機構との連携推進、平和活動、映画「Workers 被災地につ」上映運動などが承認されました。

 

出典:労協新聞